iPhone修理ブログ
LINEの「送信取り消し」と「削除」の違い、間違えた場合の対処法も
2020/04/03
こんにちは!
広島県福山市のiPhone修理、ケース販売店
I.C.C福山駅前店スタッフKaです。
LINE(ライン)で送信済みのメッセージを消す方法は、「送信取消」と「削除」の2つの手段があります。どちらも対象のメッセージを長押しするとメニューに表示される項目であり、言葉の意味も似ているため、どちらを選択すべきか迷った人も多いはず。
そこで本記事では、LINEにおける「送信取消」と「削除」両機能の違いをわかりやすく解説します。加えて、削除と送信取り消しを誤って実行してしまった場合の対処法も紹介しています。
「削除」と「送信取消」は両方とも送信済みのメッセージを消せるということに変わりありませんが、それぞれ影響範囲が異なります。
どちらも対象のメッセージを「長押し」するとメニューに表示される
両者の大きな違いは、相手のトークルームから消せるか否か。ひとまず、送るつもりのないメッセージを誤って送ってしまった場合は「送信取消」を選択するということだけ押さえておけば問題ありません。
そのほか、細かい仕様の違いなどは、必要に応じて以下の解説を確認してみてください。
送信済みのトークメッセージを相手側のトーク画面からも消せるのが「送信取り消し」機能です。24時間以内、かつ未読のうちに送信取り消しを実行すれば、多くのケースでその内容は相手に見られずに済むでしょう。
左:取り消したいメッセージを長押し右:メニューから を選択
送信取消をおこなうと、自分と相手双方のトーク画面に「メッセージの送信を取り消しました」という履歴が必ず表示されます。
この履歴は自分のトーク画面上では削除できますが、相手のトーク画面からは消すことができません。そのため、メッセージ内容がバレていなくても送信取消をした事実は必ず相手に知られてしまいます。
LINEで送信取り消しができるのは、送信してから24時間以内のメッセージに限られます。送信後24時間が経過すると、メッセージを長押ししても
ボタンがメニューに表示されません。送信取消をおこなうと、自分と相手のトーク画面からだけでなく、PC版やiPad版など同じアカウントでログインしているすべての端末のLINE上からメッセージが消えます。
送信取消したメッセージを別端末で見られる心配はありませんが、相手がAndroidスマホのユーザー、かつ既読を付けずにLINEを読むアプリなどを利用していた場合は取り消したメッセージ内容が確認できる可能性も。
詳しくは以下の記事を参照ください。
一方、自分のトークルームからメッセージや写真が消えるだけで、相手のトーク画面に残りつづけるのがメッセージの「削除」機能。
対外的には意味を成しませんが、個人的にトークルームを整理してスッキリさせたいときや、目視されたらまずい内容を隠したいときなどに有効でしょう。
左:削除したいメッセージを長押し右:メニューから を選択
自分のトークルーム上からは、自らの送信メッセージだけでなく、相手やグループトークのメンバーが送ってきたメッセージも削除できます。また、削除するメッセージの複数選択も可能なので、無駄にスタンプなどが溜まったトークルームを一気にきれいに整理できるでしょう。
自分のトークルームからメッセージを削除したところで、相手側に通知されることはありません。ただ、当然ですが自分のトーク画面を相手に目視された場合には、削除したことに気づかれてしまうので注意してください。
送信取消の機能と対象的に、削除を実行したメッセージは操作している端末からのみ削除されます。PC版、iPad版LINEにはメッセージが残っているので、誤って削除してしまった場合などには他の端末からアクセスして確認するといいでしょう。
ここで気をつけたいのが、相手にバレたらまずいメッセージを「取り消したい」のに誤って「削除」してしまうケース。操作手順や言葉の意味合いが似ているため、起こりがちなミスです。
メッセージを消してしまうと、
ボタン自体が表示できなくなるので一瞬かなり焦りますが、安心してください。メッセージの「削除」は操作をした端末にしか影響しないため、PC版LINEやiPad版LINEにはメッセージが残ったまま。他の端末から改めて送信取り消しがおこなえます(Chrome版LINEからはメッセージの取り消しはできません)。
メッセージを取り消すには、PC版もしくはiPad版LINEを起動してスマホと同じアカウントでログインし、トーク画面で送信取消を実行したいメッセージを右クリックします(iPad版LINEでは長押し)。
表示されるメニューの中から
を選択して、確認メッセージを読んだ後に「確認」をクリックすると送信を取り消すことができます。