iPhone修理ブログ
勝手に通信、バッテリー激減… iPhoneのムダを解消する7つの対策
2020/03/11
こんにちは!
広島県福山市のiPhone修理、ケース販売店
I.C.C福山駅前店スタッフKaです。
「今月は思ったよりもギガ(データ通信量)使っている…」
「さっき充電したばかりなのにバッテリーがこんなに減っている…」
iPhoneユーザー同士が集まるとにわかに盛り上がるのが、このようなiPhoneの“あるある”だ。普通に使っているだけなのに、あるいはむしろ何にもしてないのに、いったいどうしてこのような“ムダ”が発生するのだろう。
そもそもiPhoneはスリープ状態、つまりユーザーが操作をしていないときでも裏側(バックグラウンド)でデータ通信や位置情報取得などさまざまな処理をおこなっている。そのおかげでメールやSNSが届いたり、最新のニュースや現在地にもとづいた天気予報がチェックできたりと、便利な機能が利用できるのだ。
とはいえその処理が過度になると、貴重なギガを勝手に使われてしまったり、バッテリーをむやみに消費したり、とりわけ暑いこの時期だと本体の異常発熱や、あげく強制シャットダウンまで引き起こしたりと、ムダが増えるケースも考えられる。ならばメールやSMSの受信といった最低限必要なバックグラウンド処理は維持しつつ、それら以外の不必要な処理をオフにし、バッテリーやギガを温存したい。
まずは、どのアプリがどれくらいの通信を行っているかをチェックしよう。「設定」アプリの「モバイル通信」で確認することができる。使っている実感がないのに多くのデータ通信を行っているアプリがあれば要注意だ。右側のチェックボックスをオフにすると4G LTEでは使えなくなるので(Wi-Fi接続時のみ利用できる)、動画アプリなど大量のデータ通信をおこなうアプリなどはオフにしておくといいだろう。
また、iPhoneにはアプリが常に最新バージョンになるよう自動でダウンロードする機能がある。これを無効にすることでギガとバッテリーのムダを解消できる。オフにしたいだけなら「設定」アプリの「iTunes StoreとApp Store」にて、「自動ダウンロード」の「アップデート」をチェック。自宅や会社ではWi-Fiが使えるという人なら、自動ダウンロードの3項目(ミュージック、App、アップデート)はオンのまま、直下にある「モバイルデータ通信」をオフにしておけば、Wi-Fi接続時のみ自動ダウンロードが有効となりギガが温存できる。
また勝手に通信しているアプリをオフにしてしまのも、効果的な対策だ。その一覧は「設定」アプリの「一般」「Appのバックグラウンド更新」から確認できる。このアプリの中から「裏で走らせてまで最新状態にしておく必要はない」「アプリを起ち上げた時にだけ最新状態になればいい」と思うアプリ以外をオフにする。メッセンジャー、位置情報取得が必要なアプリ、音楽ストリーミングなど、スリープさせたり、他のアプリの使用中でも動いていてほしいアプリは残しておくのがベターだ。全体的にギガを節約したいのであれば、「Appのバックグラウンド更新」の通信方法を「Wi-Fi」のみにしておくのも手といえる。