iPhone 11 Proのナイトモード撮影時の動作 #iPhone11Pro
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iPhone 11とiPhone 11 Pro どっちがいいか比較!無印とProのスペック・価格の違いは?2
2020/01/14
こんにちは!
広島県福山市のiPhone修理、ケース販売店
I.C.C福山駅前店スタッフKaです。
ここからはiPhone 11とiPhone 11 Proの違いをもっと詳しく徹底比較していきたいと思います。
iPhone 11(6.1インチ)はiPhone 11 Pro(5.8インチ)よりも大きなディスプレイを搭載しているので、本体サイズも合わせて大きくなっています。
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | |
画面サイズ | 6.1インチ | 5.8インチ |
本体サイズ | 150.9 x 75.7 x 8.3mm | 143.6 x 70.9 x 7.7mm |
重量 | 194g | 188g |
本体の横幅がiPhone 11 Proは70.9mmなのに対してiPhone 11は75.7mmと広く、厚みも8.3mmとデブってます。手で持った感覚も明らかにiPhone 11の方が大きくて重いと感じると思います。
iPhone 11 Proのサイズはなんとか片手で操作できるギリギリの大きさですが、少しだけ本体サイズの大きいiPhone 11は片手で操作するのは難しく両手で使うのが基本になるでしょう。
ちなみに、iPhone 11はiPhone XR、iPhone 11 ProはiPhone XSと本体サイズは同じとなっています。(XRで明らかな欠点だったのに同じサイズのまま行くとはね…)
iPhone 11はアルミフレーム、iPhone 11 Proはステンレスフレーム、筐体にガラスを採用しています。
アルミフレームは落とすと凹みやすいですが、ステンレスフレームは細かい傷や指紋が付きやすいので一長一短あります。
また、iPhone 11 Proの背面パネルに採用されているガラスは新素材で磨りガラスのような「テクスチャードマットガラス」を採用しています。
iPhone 11 Proに採用されたマットガラスが本当に凄い。指紋が全く付かないし、付いたとしても全然目立たない。
iPhoen 11の光沢のあるガラス筐体は指紋がベタベタに付いてしまいますが、iPhone 11 Proの非光沢ガラスはサラサラとしていてめちゃくちゃ良い。
これだけでiPhone 11 Proを選んでも良いくらいですよ。真面目に。
iPhone 11は液晶ディスプレイ、iPhone 11 Proは有機ELディスプレイを搭載していて解像度も違います。
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | |
画面サイズ | 6.1インチ(液晶) | 5.8インチ(有機EL) |
解像度 | 1,792 x 828ピクセル(326ppi) | 2,436 x 1,125ピクセル(458ppi) |
コントラスト比 | 1,400:1(標準) | 2,000,000:1(標準) |
最大輝度 | 625cd/m2(標準) | 800cd/m2(標準)-1200cd/m2 |
仕様 | True Toneディスプレイ、広色域ディスプレイ(P3)、Haptic Touch | HDRディスプレイ、True Toneディスプレイ、広色域ディスプレイ(P3)、Haptic Touch |
液晶ディスプレイ(LCD)は従来のスマホに採用されていたパネルで最新のハイエンドスマホには有機ELディスプレイ(OLED)が搭載されることが多くなっています。
しかし、iPhone 11は価格を抑えたスタンダードモデルなので液晶パネルを採用しています。
スペックで比較すると有機ELディスプレイの方が良さそうに見えますが、同じ画面を表示しっぱなしにすると画面の焼き付き問題(最近は聞かなくなったけど)があるので一概にどちらが良いとは判断はできません。
また、iPhone 11 Proの方が解像度が高いのでより高精細に画面表示ができます。
細かい文字やアイコンなどは解像度の高いiPhone 11 Proの有機ELディスプレイの方が高精細に綺麗に描画できているのが分かります。ただ、目視で比較しても違いが分からないレベルなので、画面解像度に関してはあまり気にしなくてもいいのかなと思います。
ただし、真昼の外で使う場合はOLEDのiPhone 11 Proの方がよりハッキリと認識できる画面となっているので、外で使うことが多いならiPhone 11よりもiPhone 11 Proの方がいいのかなと思います。
なお、iPhone 11 Proの有機ELは改良されて「Super Retina XDR」になっていて、さらに画面が綺麗でエネルギー効率が15%向上したディスプレイになっています。
iPhone 11 ProはiPhone XSよりもバッテリー駆動時間が長くなっていますが、このようなディスプレイの効率化も電池持ちに一役買っているのでしょうね。
iPhone 11 Proは5.8インチサイズ、iPhone 11は6.1インチサイズと一回り大き目のディスプレイを搭載しているため片手操作するのは少々厳しいサイズ感となっています。
しかし、iPhone 11 Proは一回り小さいサイズになっているので、男性の方であれば片手操作はまあできるのかなと。
女性の方はちょっと厳しいかもしれないので、開き直ってiPhone 11を両手で操作するのも良いのかも。
というのも、画面の解像度はiPhone 11 Proの方が上ですが、作業領域はiPhone 11の方が上なので情報量はiPhone 11の方が多くなっています。
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | |
画面サイズ | 6.1インチ(液晶) | 5.8インチ(有機EL) |
解像度 | 1,792 x 828ピクセル(326ppi) | 2,436 x 1,125ピクセル(458ppi) |
作業領域 | 896 x 414ドット(x2) | 812 x 375ピクセル(x3) |
YouTube Musicの画面で比較してみるとiPhone 11 ProよりもiPhone 11の方が少しだけ情報量が多くなっているのが分かります。当ブログの情報量もiPhone 11の方が多くなっています。
iPhone 11はただ画面が大きいだけじゃなく情報量も多いので、サイズが少し大きくなっても画面を広く使いたいならiPhone 11 ProではなくiPhone 11を選んだ方が良いということになります。
2019年モデルのiPhone 11、iPhone 11 Proは3D Touchは非搭載モデルとなってしまいました。
その代わり、iOS 13にてHaptic Touch(画面長押し)で3D Touchで起動できたショートカット機能が使えるように改良されています。
なので、基本的な使い方は3D Touchを搭載していたiPhone XS/XS Maxとほぼ同じと見ていいと思います。立て掛け型のワイヤレス充電を使っているときはむしろHaptic Touchの方が使いやすかったりしますしね。
3D Touchとは一体なんだったのでしょうか…。
iPhone 11、iPhone 11 ProともにTrueDepthカメラを搭載することで顔認証のFace IDによる画面ロック解除、Apple Payの決済ができるようになっています。
iPhone 11、iPhone 11 ProのFace IDは顔の認証速度がiPhone XS/XRよりも30%高速化されています。
どちらもベゼルレススタイルとなっていますが、TrueDepthカメラを搭載するために画面の上にはノッチ(切り欠き)のあるデザインが引き続き採用されています。
2017年モデルのiPhone Xから3世代目のノッチスタイルですね。そろそろ、なんとかして欲しいところですが…。
追記:iOS 13にアップデートすることでiPhone XS/XRの顔認証速度も向上するので、実質違いはない…ということになりますね。
実際にiPhone 11 ProとiOS 13がインストールされたiPhone Xで顔認証速度を比較してみましたが、認証速度はほぼ同じとなっています。
iPhone 11のリアカメラにはデュアルカメラ 、iPhone 11 Proはトリプルカメラを搭載しています。
広角カメラは新型のイメージセンサーを搭載しているのでiPhone XS/XS Max/XRよりもキレイで高精細な写真が撮影できるようになっています。
iPhone 11 | iPhone 11 Pro | |
広角カメラ | 1200万画素(新型センサー) 100%Focus Pixels ƒ/1.8のレンズ 焦点距離26mm | |
超広角カメラ | 1200万画素 ƒ/2.4のレンズ 焦点距離13mm | |
望遠カメラ | – | 1200万画素 ƒ/2.4のレンズ 焦点距離52mm |
手ぶれ補正 | 光学式手ぶれ補正(広角) | デュアル光学式手ぶれ補正(広角・望遠) |
ズーム性能 | 2倍のズームアウト 最大5倍のデジタルズーム | 2倍のズームアウト・ズームイン 最大10倍のデジタルズーム |
仕様 | 次世代のスマートHDR、ナイトモード、6つのエフェクトを備えたポートレートライティング |
iPhone 11、iPhone 11 Proは広角カメラと超広角カメラを搭載、より広い画角で写真撮影ができるようになるので開放感のある写真を簡単に撮影できるようになりました。
そして、iPhone 11 Proは超広角と広角カメラに加えて望遠カメラも搭載しているのでその場にいながらこんな感じで被写体に寄ることができます。
iPhone 11とiPhone 11 Proのリアカメラの大きな違いは望遠カメラの有無だけで、その他のスペックは同じでどちらも超広角・広角による写真撮影が可能となっています。
iPhone 11、iPhone 11 ProはiPhone XS/XRの標準画角から一歩引いたかのような広い視野での撮影ができるようにな離ました。
超広角カメラを使うことで今までとは一味違う写真をか簡単に撮影できるようになるので、なかなか面白いですよね。
また、iPhone 11はデュアルカメラを搭載してiPhone 11 Proと同じように人物だけでなくモノやペットにも背景をぼかすことができるポートレートモードを使えるようになっています。
スマートHDRは機械学習を使った先進的なアルゴリズムを使うことで白トビを抑えた目で見たそのままの雰囲気を撮影できる機能です。
iPhone 11/11 Proは次世代バージョンのスマートHDRに進化しさらにキレイな写真を残すことができるようになっています。
また、ナイトモードにも対応していてシャッターを押した瞬間に複数枚の写真を撮影してソフトウェアが画像を融合させて1枚のノイズが少なく、明るい、キレイな写真に仕上げることが可能に。
iPhoneが自動的に露光時間を設定してくれるので、使う側は何も設定する必要がなく簡単にナイトモードを使って撮影が可能です。
ナイトモードで撮影するとこんなにも明るく撮影できるんですよ。
iPhone 11と11 Proのリアカメラの違いは望遠カメラの搭載有無のみです。超広角から広角カメラを使った写真の画質の差はないので、ズームして撮影することがないのならiPhone 11でOK…ということになりますね。
あと、集合体恐怖症の方は迷わずiPhone 11か旧型のiPhone XRを選びましょう…。
フロントカメラはiPhone 11、iPhone 11 Proともに1200万画素のイメージセンサーを搭載したものになり。4K60pとスローモーション(120fps)の動画撮影にも対応しています。