iPhone修理ブログ
iPhoneマナーモード設定方法 | バイブと着信音オン/オフ切り替え – ボタンが壊れたときは?
2019/08/23
こんにちは!
広島県福山市のiPhone修理、ケース販売店
I.C.C福山駅前店スタッフKaです。
iPhoneでは、電話の着信音以外にもシャッター音、メール着信音、アラーム音、音楽などもスピーカーから再生されます。周囲の状況によってはこれらの音が迷惑になる場合があるため、音を消すマナーモードが備えられています。
マナーモードのオンオフの設定方法や、出る音と出ない音の一覧、マナーモードでも音が出てしまう場合の対処法について解説していきます。
マナーモードへの切り替えによって出る音・出ない音は変化し、イヤホン利用の有無によっても変化します。
以下の表は通常モード・マナーモードそれぞれで、出る音・出ない音がどのように変化するのかをまとめたものです。
モード | アラーム | シャッター音 | スクリーンショット音 | 音楽・動画 | 電話着信 | 操作音・メール着信など |
---|---|---|---|---|---|---|
着信モード・イヤホンなし | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
着信モード・イヤホンあり(本体) | ○ | ○ | × | × | ○ | × |
着信モード・イヤホンあり(イヤホン) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
マナーモード・イヤホンなし | ○ | ○ | × | ○ | × | × |
マナーモード・イヤホンあり(本体) | ○ | ○ | × | × | × | × |
マナーモード・イヤホンあり(イヤホン) | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
この表からもわかるように、アラームとシャッター音は、どちらのモードでiPhoneを使用していても音が鳴っています。つまり、一般的に思われている「マナーモードではすべての音が消される」は正しくないのです。
モード設定、イヤホンの有無でiPhoneがどのように反応するのかを把握しておく必要があるでしょう。また、通知を鳴らしたくない場合はおやすみモードに設定するのも1つの手です。
マナーモードを有効にするにはサイレントスイッチで切り替える方法、AssistiveTouch機能を使う方法の2通りあります。
iPhoneをマナーモードへ切り替える一番簡単な方法がサイレントスイッチのオン/オフです。サイレントスイッチはiPhoneの左側面に配置されています。
着信モードでiPhoneを使用する場合は、オレンジ色が見えない位置にサイレントスイッチを切り替え、マナーモードでは、オレンジ色が見える位置にサイレントスイッチを切り替えます。
サイレントスイッチが壊れた場合などに、マナーモードへの切り替えを可能にするのがAssistiveTouch機能です。マナーモードへの切り替え以外の操作にも使えるため、覚えておくと便利です。
「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」とタップします。
「AssistiveTouch」をタップし、スイッチをスライドしてオンにします。AssistiveTouchが有効になると、ホーム画面の右下にグレーのアイコンが表示されます。グレーアイコンをタップします。
表示されたAssistiveTouchのコントロール画面から「デバイス」をタップし「消音」をタップするとマナーモードに設定されます。マナーモードを解除したい場合は「消音を解除」をタップします。
着信音などを鳴らしたくない場合は機内モードも有効です。
すでに解説したように、iPhoneをマナーモードに設定してもすべての音が鳴らないわけではありません。
アラームアプリのサウンドや音楽などのアプリから出るサウンドはイヤホンなしの場合、常に本体から鳴っています。これらを消音、もしくは最小音量に設定する方法を紹介します。
アプリの音量は、起動中にボリュームボタンで調整しましょう。以下で、アプリを起動していない場合の消音設定方法を解説します。
「設定」>「サウンド」とタップし「ボタンで変更」がオフになっているのを確認します。オンになっていればオフにします。
本体横の音量ボタンを使い「消音」になるまで音量を下げます。これでアプリ内の消音設定は完了です。
「ボタンで変更」の上に見える「音量スライダー」は、アプリの音量ではなく、着信音・通知音の音量を表しています。こちらを調整する場合は「ボタンで変更」をオンにしてから、音量ボタンを使って最小音量に調整します。
アラームの音量は、アプリや着信音・通知音と設定が異なります。タイマーがオンになっていればロック画面に表示され、アラームがオンになっていればホーム画面のバッテリー横にアイコンが表示されます。音をならしたくない場合は、タイマー/アラームをオフにしましょう。
それでもアラームを消音したい場合は、以下の手順で実行します。
「時計」をタップして「アラーム」を選択します。画面左上の「編集」をタップし、消音したいアラームの設定をタップします。
「サウンド」をタップして、一番下にある「なし」を選択します。「戻る」をタップして「保存」をタップすれば、選択したアラーム設定を消音できます。
ちなみに、アラームをオフにするには、Siriを呼び出して「アラームをオフにして」というだけで実行してくれます。
状況に応じて切り替えたいiPhoneのマナーモード。
しかし、何もしていないのにマナーモードのオン/オフが勝手に切り替わってしまう場合があります。そのような場合の対処方法を紹介します。
iPhoneのマナーモードが勝手に切り替わってしまう場合、サイレントスイッチが物理的に緩んでいて勝手に切り替わってしまう、サイレントスイッチは問題ないのに勝手に切り替わってしまうケースがあるようです。
サイレントスイッチに問題がないように見えるならば、まず疑うのはiOSが誤作動を起こしている可能性です。対処法としてはiPhoneの再起動です。iPhoneの電源を切り、iPhoneの電源を入れます。
これで症状が改善されないようなら、iPhoneを初期化してみます。「設定」>「一般」>「リセット」とタップし「すべての設定をリセット」を試してみましょう。初期化の前にバックアップを取るのを忘れないようにしてください。