iPhone修理ブログ
iPhone XRのすべて:発売日・価格・スペックまとめ②
2018/09/14
こんにちは!
広島県福山市のiPhone修理、ケース販売店
I.C.C福山駅前店スタッフKaです。
・Touch IDはなくなり、Face IDヘ
ノッチのデザインになったということは、顔認証Face IDを行なうためのTrueDepthカメラがそこに搭載されています。去年のiPhone Xと同様、ロック解除から決済まであらゆる認証をFaceID(顔認証)で済ませるようになります。
・新型プロセッサ「A12 Bionic」
iPhone XRのA12 Bionicプロセッサは合計18コアのモンスターです。業界初の7nmプロセスを採用し、6コアCPU(4つの効率コア、2つの性能コア)、4コアGPUに加えて、毎秒5兆回のAI処理をこなす8コアNeural Engineと、カメラを支えるISP(画像信号プロセッサ)も備えています。
Neural EngineによりFaceIDの認証が少し早くなったそうで、これはiPhone Xより早くなっています。またリアルタイムの機械学習も可能になったので、ML Kit(AI機能のAPI)を活用したアプリや、画像認識を利用するARアプリがとてもスムーズになりそう。
ISPは、Appleがカメラ新時代と呼ぶ「コンピュテーショナル・フォトグラフィー」を支えています。レンズやセンサーが小さいスマホカメラは撮影時の画像処理が大事なので、ISPはその処理に特化しているのです。このアプローチは当時スマホ史上で最高のカメラだと謳われた「Pixel 2」と同じですね。iPhone XRにおいては、Neural Engineと組み合わせることでカメラにさまざまな新機能をもたらしています。
・シングルレンズなのにボケがイジれるカメラ
iPhone XRの背面カメラはiPhone 8同様のシングルレンズですが、デュアルレンズのiPhone 8 PlusやXで使えるポートレートモード(被写体を映えさせる撮影モード=周りを暗くしたりボケさせたり)が利用できます。しかもボケの度合い(f値)を撮影後にイジれるというボーナス付き。またスマートHDRによりダイナミックレンジが広がっているので、白飛びや黒つぶれが抑えられます。
またセンサーのピクセルサイズが大きくなったことにより、暗所での撮影も改善しています。
一瞬を見逃さないためにゼロシャッターラグとよばれる機能も付きました。シャッターボタンを押した瞬間を捉えるために、カメラを向けている時から仮の撮影を繰り返している、といったイメージです。
・デュアルSIM対応に
nano-SIMとeSIMの組み合わせに限定されますが、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応しました。ただしeSIMが使えるようになるのは今年中にリリースされるiOS 12のアップデートが来たあとなので、早い段階で購入する方はシングルSIMデバイスとして考えたほうが良さそう(どのキャリア・MVNOで利用できるのかもまだ不明なので、勢いに任せてポチるしかない!)。
・バッテリー、スピーカー、防塵・耐水性能
iPhone XRのバッテリーは、iPhone 8 Plusと比べて1時間30分長く持つそうです。これは主にプロセッサの省電力化によるものが大きそう。
また、スピーカーはステレオの広がりがiPhone Xと比べて大きくなったそうです。コンテンツの再生やゲームをプレイする際に嬉しいですね。
防塵・耐水性能はiPhone 8 Plusと変わらないIP67等級です。防塵は最高級で、耐水は最大水深1メートルで最大30分間、という意味になります。