iPhone修理ブログ
恐怖のリンゴループ!脱出のための4つの方法と最後の手段
2018/09/10
こんにちは!
広島県福山市のiPhone修理、ケース販売店
I.C.C福山駅前店スタッフKaです。
みなさんは「リンゴループ」という言葉を知っていますか?知らないiPhoneユーザーは永遠に知らない方がいい現象。
それがリンゴループ。iPhone起動時に表示されるリンゴマークだけが表示され続け、何をしてみても全くホーム画面にたどり着くことはありません。
永遠とAppleのリンゴマークをただ眺め続けることになり、iPhoneがただの文鎮と化します。
基本的にはお目にかかることは無いのですが、一定の条件下で発生することがあります。
正直なところ、何が原因で起きるのか詳細は分かっていません。
しかし、多くの場合「iTunesに繋いだ状態でアップデートしていたらケーブルが外れてしまった」
「Wi-Fiに接続してアップデートしている最中にWi-Fiが切れた or Wi-Fiの外に出てしまった」というように、アップデートの失敗が原因で起きているようです。
リンゴループに陥らないためにも、アップデートの時には絶対にiPhoneを動かさないようにしましょう!
アップデートの失敗以外に、強制終了を繰り返しても発生することがあるようです。
恐らくiPhoneのiOSに異常が発生するために起きてしまうようです。無用な強制終了も控えましょう。
Appleの象徴であるリンゴマークが見えているのにいっこうに起動しない恐怖のリンゴループですが、これを解消するために自分でできる方法が5つあります。
SIMをいったん抜いて起動を試みてみましょう。軽度の異常であればこれで復帰するケースがあります。また、SIMを差しなおして再起動も試してみましょう。
セーフモードとは、iOSに何らかの不具合が起きてしまったときのための「診断用モード」のことです。
診断するために、通常起動に必要な機能やアプリ以外は無効になります。
アプリ間の干渉などで不具合が起こるケースもあるので、これでリンゴループから復帰する可能性があります。
セーフモードで起動する方法は、iPhoneを起動する際にボリュームのプラスボタンを押し続けます。
無事にセーフモードで起動した場合は、リンゴループに陥る直前に入れたアプリが原因の可能性が高いため、そのアプリを削除しておくと良いでしょう。
(削除しなくても大丈夫なケースもあります。)
セーフモードでも起動しない場合はiTunesとの同期を試してみましょう。
セーフモードで起動しない場合でも、iTunesがiPhoneを認識するのであればiTunesと同期することで起動するケースがあります。
iTunesと同期しても復帰しないケースでも、iTunesを使ってiOSのアップデートを行えば復帰することがあります。
これは特にアップデート中にWi-Fi環境から抜けたり、
PCとの接続が切れてしまったりしてアップデートが不完全な状態でリンゴループに突入したケースの場合に効果的です。
また、使用しているPCを変更するのも手です。
WindowsでアップデートできなければMacで、MacでアップデートできなければWindowsでそれぞれアップデートしてみましょう。
特にWindowsでアップデートできなかった場合、Macだとしっかり復活することが多いようです。
上記の方法を自分で試しても復帰できなかった場合でも、修理店に持っていくことで意外な復活を果たすこともあります。
特に経験が豊富な修理店であれば適切な対処でiPhoneを復活させてくれるケースもあります。
まずはお店に電話連絡をしてみて、「対応が可能か」「かつてそういった事例があったか」を確認すると良いかもしれません。
修理店ではバッテリーのコネクタを外して放電してくれるので、コネクタを外して15分くらいしてから改めてアップデートを試すと大丈夫な場合があるようです。
また、近くにMacのPCを持っている人がいない場合も、修理店なら持っているケースもあるので、ダメ元でお願いに行くと良いかもしれませんね。
PCと接続しても復帰しなかったり、そもそもPCが認識しないといったケースになると事態は深刻です。
その場合には即日修理店で修理を依頼してみましょう。バッテリー交換によってリンゴループから復帰する場合があります。
ドッグコネクタ部分の損傷によりPCがiPhoneを認識しない場合はコネクタ部分の修理で改善されるケースがあります。
ただし修理には費用がかかることと、復帰しなかった場合でも作業料を取られるのでその点だけは覚悟しておきましょう。
修理店に事前に電話連絡などして確認すると良いでしょう。