iPhone修理ブログ
今年の新型iPhoneは付属品が変わる? ヘッドフォンジャックアダプタやACアダプタに変更の噂
2018/06/13
こんにちは!
広島県福山市のiPhone修理、ケース販売店
I.C.C福山駅前店スタッフKaです。
Appleが2018年に発売するとみられている新型『iPhone』に、
同梱される付属品がこれまでと変わるとの2つの情報が流れています。
1つはバークレイズ証券の調査によるもので、Lightning端子を3.5mmヘッドフォンジャックに
変換するアダプタが今年から同梱されなくなります。
もう1つは中国のSNS『Weibo』に掲載されたリーク情報で、
iPhoneを充電するためのACアダプタが高速充電ができるUSB-C電源アダプタになるというものです。
バークレイズ証券のアナリストであるBlayne Curtis(ブレイン・カーティス)氏の研究レポートによると、
今年のiPhoneには『Lightning- 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ』が同梱されないとのことです。
同証券は2017年4月から「2017年のiPhoneには同端子が同梱されるが、
2018年のiPhoneには同梱されない可能性がある」との予測を発表していました。
『Lightning- 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ』を同梱しない理由については明らかになっていませんが
(予測のため事実かどうかも「今のところは不明」ですが)、その背景には
Appleの完全ワイヤレスイヤホン『AirPods』の好調な売れ行きが理由にあると考えられます。
『AirPods』の完全ワイヤレスイヤホンにおける市場シェアはアメリカでは85%(NPD Groupによるレポート。2017年9月時点)、
日本国内では50%(BCNによるレポート。2018年4月時点)と一人勝ちの状態です。
また、先日発表されたAppleの2018年度第2四半期決算においても、
Apple WatchやAirPodsなどのその他の商品の売上高が38%増と大きく伸びています。
AppleとしてはiPhoneユーザーに手持ちの有線イヤホンを使い続けて貰うよりも、
ヘッドフォンジャックアダプタの同梱を終了して『AirPods』の購入を促した方が良いわけです。
なお、『AirPods』は2018年度中に「Hey, Siri」の呼びかけに反応する新型が発表されるともみられています。
サプライチェーンからの情報として中国のSNS『weibo』でリークされたのは、
USBアダプタとLightningケーブルの変更です。
2017年に発売された『iPhone 8』、『iPhone 8 Plus』、『iPhone X』はそれぞれ高速充電機能があるものの、
同梱されている5WのUSB-A電源アダプタと『USB-A Lightningケーブル』では高速充電ができません。
このため、高速充電を利用したいユーザーは高出力の電源アダプタとUSB-C Lightningケーブルが必要でした。
それらの同梱物が、今年から18WのUSB-C電源アダプタと『USB-C Lightningケーブル』に切り替えられます。
これによりユーザーは高価なアダプタを買うことなく、高速充電が利用できるようになります。
Appleによる18WのUSB-C電源アダプタはまだリリースされていないため性能は不明ですが、
別メーカー品では30分間でバッテリーを約50%充電できるとのデータがあります。
USB-C電源アダプタが同梱されることになればユーザーが利用するLightningケーブルもUSB-Cタイプが多くなり、
サードパーティによるモバイルバッテリーの出力端子もUSB-Cに切り替えられていくことでしょう。